先日、BSで東京タワーを観ました。
リリー・フランキーの自伝小説を映画化したものみたいです。
17年も前の映画、小説もかなり話題になりましたよね。
私は小説も読んでおらず、映画も観ていませんでした。
樹木希林さんが年老いた母さん役で、娘の也哉子ちゃんが若い頃のお母さん役でした。
やはり本当の母娘なので二人は似てますね。
樹木希林さんが癌になり、抗がん剤の治療をし副作用で苦しむシーンとか胸を打たれました。
副作用も人によって差はあるのでしょうが、生きる選択をしたのにあんなに苦しむ姿を見ると考えます。
お母さんはオトン(小林薫)と別れていたのですが、病に伏せてからオトンはお母さんの見舞いにやってきて、看取ってくれました。
お母さんもオトンに会うまでは死ねないと気丈に生きる姿が、実際の内田裕也さんと樹木希林さんの姿に被ってしまいました。
離れていても想う気持ちはあったのですね。
そして息子役のオダギリジョーさんが、お母さんを大事に想う気持ちがあふれていました。
リリー・フランキーさんも優しさが、顔に出てますもんね。
大学をなんとか卒業して、母親を東京に呼び一緒に暮らす事が出来るようになり母親も幸せそうでした。
料理が上手で友達もやって来て楽しそうな暮らししてました。田舎から出てきて馴染めていたので良かったです。
あと恋人役の松たか子さんと結婚してほしかったな~
見入ってしまう良い映画でした。